フレディ VS. ジェイソン (FREDDY VS. JASON) [2003]

監督-ロニー・ユー
脚本-マーク・スウィフト/ダミアン・シャノン
主演-ロバート・イングランド/ケン・カージンガー
VS物繋がりでホラー・スプラッターの「フレディVS.ジェイソン」を見ました。
なんせスプラッターですから納涼には持って来いのDVDです。
それもただのスプラッターではありません。「エルム街の悪夢」、「13日の金曜日」シリーズの2大ホラー映画の雄フレディ・クルーガー、ジェイソン・ボーヒーズが対決するんです。
まさに夢の競(狂or凶or叫or恐?)演!!!
フレディーの1作目「エルム街の悪夢」もジェイソンの1作目「13日の金曜日」もまたまたリアルタイムで観てました。(本映画を見るにあたって、それぞれの前作群を見て予習しておいた方が良いと思います。)
両作品ともホラー映画全盛な80年代のものです。
夢の世界最強の殺人鬼と現実の世界最強の殺人鬼をどのように対決させるのか?ワクワクしながら見ましたよ。
内容は・・・ハッキリ言ってスプラッターに中身なんてものは御座いません。(笑) と言っては始まらないので一応掻い摘んで書きます。
エルム街のフレディ悪夢の惨劇から4年が過ぎていた。エルム街の若者達はフレディの事など完全に忘れ去っていた。というよりも大人達が細心の注意を払いフレディを消し去っていた。恐怖心がパワーの源となるフレディにとっては屈辱的なことで、フレディ消滅の危機にさらされていた。
フレディはこの状況を何とか打破せねばと考え、殺人鬼ジェイソンの夢の中に入り込み、エルム街の人々に再び恐怖を味あわせるために、ジェイソンを現世に蘇らせた。初めのうち、ジェイソンはフレディの思惑通りに動き、街の人々を恐怖に陥れていった。しかし、ジェイソンは無軌道な殺戮が止まらなくなり、フレディの獲物にまで手を出してしまい、フレディの怒りを買い邪魔になったいった。かくしてフレディとジェイソンの殴る蹴るのどつき合い(いや、実際はもっと壮絶な表現出来ないくらいの戦い)が始まった。
フレディがジェイソンの夢の中に入り込むというぶっ飛んだアイデアが、この映画の脚本を成功させたと言っても過言じゃないです。(よく考えるとジェイソンも人間並みに夢を見るというのが笑えるけど・・・ほんと冒頭で女の子を殺してる夢を見ているんですよね。あと後半、夢の中でフレディと戦うんです。)
そしてロニー・ユー監督の演出がとても上手く、これでもかと言う位に見せ場のオンパレード!見る者を飽きさせません。
また、ホラー映画で大切な要素となるヒロインが魅力的かどうか?(やっぱり、可愛くないとね。)と言う点で、本作のヒロインのローリ役モニカ・キーナが良いです。とってもグラマーなボディに可愛いお顔立ち。
フレディがお茶目になっているので、怖さの部分はマイナスですが、それを補って余りある娯楽作品になってます。

セックスするやつが死ぬ①!おいおい!ベッドごと逆エビかい!!

フレディの獲物をジェイソンに獲られてしまいました。

セックスするやつが死ぬ②!凄い馬鹿力だ①!!

凄い馬鹿力だ②!首がぐるっと回って殺された。

炎に包まれた鉈で突き刺す!

燃えても死なない。ってか、痛くも痒くもないのかな?

ヒロイン・ローリ危うし!

奇妙な生き物です。

上の奇妙な生き物が人間の口から入り込み、フレディが人間を操る。そして強力な麻酔薬をジェイソンに注射した。

麻酔薬を打たれても相手を真っ二つ!血しぶき飛びまくり!

さすがのジェイソンも、上の直後に夢の中。フレディ有利な第一回戦!

フレディにやられまくりなジェイソン。

ついに倒れたか?

赤-->緑とロニー・ユー監督の演出は細かい所まで手を抜きません。

ローリがフレディを現実の世界へ連れ出し、ジェイソン有利な2回戦!のはずだが、ガスボンベ魚雷で吹っ飛ばされるジェイソン。
フレディもジェイソンも殺人鬼なのに、いつの間にかジェイソンに肩入れしている自分がいる。(苦笑)

突き刺さった鉄棒から血しぶきが!ガンバレー!ジェイソン!!

もう取っ組み合いの喧嘩ですが、目を突き刺されるジェイソン。負けるなー!

ジェイソンの怪力で腕を引き千切られるフレディ。


己の腕を突き刺されるフレディ!

ローリが母親の仇を討つ!

フレディの首をはねて、血しぶきドバッ!
エンディングでフレディの生首をぶら下げながらジェイソンがクリスタルレイクから上がってきて、フレディの生首がウィンクする。
そうです。一見決着が付いた様に見えますが、このフレディとジェイソンは絶対に死なないのです。
第2ラウンドがあるんだろうなー。。。